おいでよ、嘘つきさん。
すると、奥様が驚くことを言いました。
「主人は、学校の理事長なんです」


アザミは、驚きました。
そして、思いました。
「神様!お願いを叶えてくださったのね!!」

アザミはオリーブに言います。
「オリーブ!理事長っていうのは、学校の先生の中で1番賢い人よ!良かったわね!」

アザミはオリーブが喜ぶと思い言いました。

しかし、オリーブは無表情です。それ所か不安な雰囲気を出していました。

アザミは不思議に思いましたが、今は御夫妻との話しに集中する事にしました。
「素晴らしいです!まさか、ご主人が理事長だなんて…!夢のようですわ」

ご主人は笑いました。
「長く勤めてたからですよ。そんな大したことじゃない。オリーブ君の夢を見た瞬間、貴女達に運命を感じたんです」

アザミは喜びました。
「ありがとうございます!では、オリーブを…」

アザミの言葉をさえぎり、オリーブが言いました。

「嫌です」

御夫妻は、不思議な顔をしました。
アザミは慌てて御夫妻に言います。
「急に夢が叶ったから、混乱してるみたいです。すみません、オリーブを…」

また、オリーブは言います。

「嫌です」

御夫妻は、首を傾げてしまいました。
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