チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
嵐のときにできてたことが、全然できない。


緊張でオロオロしてるし、相変わらず虎ちゃんの顔を見ることができずに、ただ虎ちゃんの靴を見つめるだけ。


それでも、虎ちゃんは屈んであたしの視界に入りこんできた。


うわっ……ダメ。


恥ずかしくて、直視できない……。


あたしはすぐに、視線を外した。


それでも虎ちゃんはあたしに詰め寄ってくる。






「なんだよ、いきなり…あんなに乗り気だったくせに」


「それはっ…昨日の話で」


「あれは、嵐が勝手に」


って言いたいところをグッと堪える。


「気が変わった……ってこと?」


虎ちゃんの、少し冷たい声が耳に届いてくる。

< 190 / 479 >

この作品をシェア

pagetop