チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
あたしが制服に着替えたあと、大塚さんがすぐに現れた。


もしかして、誰もいない教室で……大塚さんが弥生ちゃんのカバンを?


疑いはじめたら、もう止まらない。


その疑問は、帰るころには確信に変わっていた。






全ての授業が終わり、帰るときになって弥生ちゃんが職員室に呼ばれた。


先生から告げられたのは、カバンが見つかったということだった。


弥生ちゃんのカバンは、体育倉庫の中にあったらしい。


弥生ちゃんは見つかったことだけを喜んでいたけど、あたしはなんだか腹の虫がおさまらなかった。


「弥生ちゃん…犯人は、大塚さんじゃないのかな」


思い切って弥生ちゃんにそう言うと、弥生ちゃんは大きく首を横に振った。

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