オンライン中毒
まずは紺色の着物を脱がし、ずっしりと重く、鼻が曲がりそうな茶色いオムツを外し、ビニール袋へ入れ、口を縛る。


悪臭が漏れないように、またビニール袋に突っ込み、もう一度口を縛る。


むき出しになったお尻を、タオルで丁寧に何度も拭いては水に浸けた。


「どう? 義三さん? 少しは気持ち良くなったかな? 畳も少しだけしか汚れていないのね。偉いぞぉ」


義三はボンヤリと天井を見上げ、笑っていた。褒めているのが分るのだろうか?


「一旦水を取り替えてきますね」
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