オンライン中毒
追求しだすと、また悪魔の囁きがグルグルと回転し始め、貶める声が聞こえてくる。
――薬。薬。薬。薬。大丈夫。この薬さえあれば、何もかも忘れられるはず。
――薬。薬。薬。薬。早く試してみたい。明るい気持ちにさせて欲しい。
歩きながら、ぼっーとそれしか頭に浮かばなかった。
いつの間にか、いつも寄る駅前のスーパーに辿り着いていた。慣れとは恐ろしいものだ。したくない介護のはずなのに、体は覚えてしまっている。
そうだ。今日はこの薬を飲み、義三を虐待したら、少しは心が晴れてすっきりするかも知れない。
――薬。薬。薬。薬。大丈夫。この薬さえあれば、何もかも忘れられるはず。
――薬。薬。薬。薬。早く試してみたい。明るい気持ちにさせて欲しい。
歩きながら、ぼっーとそれしか頭に浮かばなかった。
いつの間にか、いつも寄る駅前のスーパーに辿り着いていた。慣れとは恐ろしいものだ。したくない介護のはずなのに、体は覚えてしまっている。
そうだ。今日はこの薬を飲み、義三を虐待したら、少しは心が晴れてすっきりするかも知れない。