最後の血肉晩餐
「どう、友介さん? 面白そうなゲームが多いでしょう? 今この三国志にはまってるんです」


俺の携帯画面を指差しながら、優香がとびっきりの笑顔をこちらに向けた。


少しだけ癒されたような気がした。


「じゃあ、もう行かなくっちゃ! 友介さんまた今度!」


「ありがとう~! 優香ちゃん!」


本当に心からありがとう。帰宅したら、気晴らしにやってみよう。


「しまった! アドレスを聞き返すの忘れた。まっ、いいかぁ。今度で」


葬儀会場の外では、亡くなった彼女の元彼が、新しい彼女を連れてきたらしく、遺族と揉めていた。


素早く焼香をし、逃げ帰るように出て行こうとしたが捕まったらしい。


そちらの騒ぎも面白そうだが、意識はMIMIの方に既に飛んでいた。
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