最後の血肉晩餐
「安心したら、トイレに行きたくなっちゃった……ちょっと待ってて!」


いいから早く座ってくれよ? その腹、テーブルの下に隠せよな!


俺はイライラっとした表情を悟られないように、抑えた。


テーブルの上を見ると、焼酎の高そうなボトルと、さっきまで肉が乗っていた三枚分の皿が確認できた。


三枚って結構な量じゃないのか?


「ごめんなさい~! 友介さん、なに食べます?」


俺はメス豚と喋っているのかと思った。


「ビールお待たせしました~! ご注文どうぞ!」


店員がジョッキーを運んできた。洋子はすかさず、注文を開始した。
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