最後の血肉晩餐
家に戻り、南にメールした。


――体調が悪くて早退したから、いつもより早く会えるよ。でも心配しなくていいからね! 

少しでも会いたいから、夜ご飯を食べよう。サティ前19時にどうかな?


メールを送り、俺はパソコンを立ち上げ、ぼんやりとさっきの光景を思い返していた。


さくらだとわかっただけで、殺しまでするか? 俺がその容疑者なんて……最悪だ。どうやったら容疑が晴れるんだろうか? 全くわからない。


MIMIにアクセスをしたときに南からの返事が戻ってきた。


――休憩中で~す! はい、19時入り口の所にいますね!

体大丈夫? あまり無理しちゃだめだよ! じゃあまた後で!


メールを見たら、心がだんだんと落ち着いてくるのがわかった。


「俺は何もやってないんだから、容疑を晴らすなんて考えなくていいよな! あ~やだやだ、MIMIで遊ぼう!」
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