最後の血肉晩餐
 優香とは、また次に会う約束をし別れた。このまま一緒にいたら誘ってしまいそうだったからだ。帰り道、ただ何度も何度も後悔の波が押し寄せたが……。


それにしてもストーカーとは。もしかして葬儀場にも来てるかも知れないよな。これから注意して見ておこう。充先輩の行動もついでに監視だな。


家路に着き、パソコンを立ち上げMIMIをチェックした。返信メールは着ていなかった。もう一度、南ちゃんにメールを書いた。


――お願いです。明日仕事が終わったら会いませんか? それで本当に最後でかまいません。

理由を聞かせてください。納得したら俺もこれで終わりにします。

お互いそれで綺麗さっぱり別れるのもいいですよね。

お返事待ってます。


最後の願いをこめて、送信した。


寝酒の缶ビールを取りに冷蔵庫に行き、プルタブを引っ張った。


プシューっと勢いよく鳴ったと思ったら、携帯のほうにもメロディが流れていた。


「誰だろ?」


メールマークをクリックすると南からのメールだった。
< 250 / 672 >

この作品をシェア

pagetop