最後の血肉晩餐
「木戸さんの様子で変わったこととかありましたか?」


汗っかきらしく、ハンカチで何度もハゲ頭の汗を拭きながら質問してきた。


「一昨日優香さんから相談されていたんですけど……ストーカーに困っているとか、そういった内容でしたね。

それを聞いて葬儀場にも現れてるかも知れないと思い、チェックしようとしていた矢先でした」


「ストーカーですか……初耳ですね」


目をぱちくりさせて刑事の顔を見た。


「でも、優香さんは警察に相談したと言ってましたよ! でも取り合ってくれなかったと」
< 273 / 672 >

この作品をシェア

pagetop