最後の血肉晩餐
「南がどれだけ好きなのか、反応も見たかったの。友介のことをあっさりと諦めたようね。他にも貴方の悪い噂を聞いてたようだしね」


優からのメールのことか。


「俺のことをまだ好きなのか? そんな話を持ち出すなんて」


様子を窺い、聞いてみた。


「馬鹿じゃない! そんなわけないじゃない!

貴方はいつでも冷たかったけど、今の彼は暖かくて私だけを見てくれてるわ」


わかっていたけれど、ちょっとショックだった。


「じゃあ、その彼にやっぱり付き添ってもらえよ」


落ち着いた口調で寂しげに言った。


「あの人、そういうの嫌がるのよ……」


「嫌がるって……お前のことを好きで仕方ないのにか?」
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