最後の血肉晩餐
「俺に恨みある人かな? 賢二に手を出すなんて。たくっ、口で文句言って来いよな!」


「恨まれるようなことをなにかしましたか?」


沢山ありすぎてわからない。ちなみにもしたし、南にもした。高校生の頃は賢二と二人で悪さなんて当たり前だった。


嫌な思い出に思考停止した。


「……わからないな? あとは――死体に変な文字が刻まれてるってとこが気になる」


「変な文字とは?」


「鈴木江里の葬儀を担当した時に見たのが指にMammon、優香には傲慢。賢二にはAsmodeus。

もしかしたら、ちなみにも文字が刻まれていたかも知れない。

ちょっと待って、携帯でちなみの事件を検索してみるよ。文字の事が書かれてるかも知れない」


シスターは考え込んでいた。
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