私は最強ビンボー女!
「ホント、可愛い・・・・・」


リクさんが、私を見つめる。

熱っぽい視線。

揺れる瞳。






―――――海・・・・・。



―ドクンッ―





私、今、ソレを思い出しちゃう?


そんなんじゃ、一生彼氏なんて、作れないよ?


心の中で、自分をせせら笑う。




「青菜ちゃん・・・・・」


熱っぽい視線。揺れる瞳。近づく顔。





―――違う。

今、この人が呼んだのは私。お母さんじゃない。

そもそもこの人は、糞親父じゃない。

涙なんか、溜めてない。



だから、安心しなよ、私・・・。




―――――海・・・・・。





私は、そんなに、弱くないはずでしょ?



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