私は最強ビンボー女!
「葉月ぃ・・・・・・あんたねぇっ!!!

なんで、そういうこと言えるの!?無神経だとか失礼だとか思わないの!?

私は翼を放っておくことなんてできないからねっ!!!学校に行きたいんなら、1人で行けば?」



葉月を睨みつけ、一気にまくし立てる。



葉月は私の言葉をただ冷静に受け止め――ため息をついた。



「なんでため息!?」



葉月は叫んだ私に、冷めた視線を送った。





「・・・・・・青菜は、人を殺した事、ないんでしょ。」


紡がれた言葉に、私の思考がピタッと止まった。






その口調―――・・・・・・・葉月、もしかして・・・・・・・・








「葉月は・・・・・あるの?」


「あるよ。たくさんね。」




さらり。



あんまりにもアッサリと返された言葉に、悪寒が走った。










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