私は最強ビンボー女!
俺を、救ってくれた。


見れば、藤原も力強く頷いていた。




そして、そんな俺達を見た林は。



ふわっと、息を呑むくらい美しい笑みを浮かべた。





蕾が、開いたかのような、あまりに美しい笑み。




林は言った。



「分かってる奴らも、ちゃんといるみたいね。


じゃ、教えてあげるわ。

青菜の居場所。」






・・・・・・・・・・・・・・・は?



一気に我に返った俺達。




青菜の居場所?



「お前、知ってんのかよ?」


俺が聞けば、林はコクリと頷いた。



「ナァちゃん情報。」


うおぉ・・・

さっすが岸田!




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