私は最強ビンボー女!
「どこにいるんだ?」


藤原が真っ直ぐに林を見る。


林は、そんな藤原に、苦笑いを浮かべて言った。



「ホント。好きなんだねぇ・・・青菜のこと。

そこの赤髪もみたいだけどさ。」


さらりと言った後、顔を赤くさせた藤原と、気付かれていた事に驚く俺を無視して、林はまたもやさらりと言った。




「青菜、朝霧家にいるよ。」




・・・・・・・・・・・・・・は


「はぁっ!?」


俺が声を上げた後、すぐに藤原が叫ぶ。


「朝霧家だと!?」



林はうっとうしそうに耳を塞ぎ、更に言った。


「今日、暗殺するってさ。」



な、なななななな・・・




『なんだとぉ!?』



全員、叫んだ。




「うるっさい!!!落ち着きなさいよクズどもがっ!!!」


林も叫んだ・・・っつーか、ひどくね!?





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