私は最強ビンボー女!
「どうせその様子なら、うちの総長サンには他にも女がいるってことも知ってるんだろう?」


「勿論。」


「・・・・・・そこまで好きってことか。」



呆れのような響きをもった声。


私はそれにすぅっと目を細めた。




「そういう女もいるというわけか。」


「あぁ・・・って、アンタだってそうなんだろ?」


「私は違うぞ。そもそも、好きでもないしな。」


「は?何ソレ。じゃあなんで付き合ってるんだよ。」


「関係ないって、あしらわれたくないからだ。」



私の言葉に、金髪長身男が目を見開く。






「決めたんだ。」


私は、倉本青菜の声で言った。





「がっつり関わってやるって。

絶対。本当の哉を、引きずり出すんだって。」



だから。





「ねぇ、前に進ませてくれる?雷虎の副総長さん。」





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