止まない雨はない
『はい・・・
 かおりちゃん、バタバタしちゃってすいません。
 今日の事は私の誤解っていうか…早とちりだったみたいです。』


私が、かおりちゃんに向け言葉を発しているときも恭哉さんは私に微笑んでくれていた。


「そっか。ゆうちゃん…恭哉が悪さしたら私に言うのよ。
 しばき倒してあげるから…


 恭哉…私の大切なゆうちゃんを頼むわよ。」



かおりちゃんは私を心配していつも気にかけてくれる、本当にお姉さんみたい。
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