止まない雨はない
そんな雰囲気を察してかおりちゃんは話を進めてくれる


「さっ。ご飯に行きましょうか。
 私は…そうねぇー。今日は和食って感じかな。」


「かおりが決めんな」
「かおりに聞いてない。」


男二人が同時にかおりちゃんに話しかけている。

それがまた…ぴったりのタイミングで。

私はそれだけで、笑ってしまった・・・



「うん。ゆりちゃんはそうやって笑ってて。

 俺がその笑顔守るから…


 弁護士ですし…ねっ。」




恭哉さんも本当に優しい人だ。


そんな感じで、私たち4人はかおりちゃんが行っていた通り和食のお店に向かった。

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