止まない雨はない
「よっ。恭哉。もう少し早く来ればいいもの見れたのになぁ・・・」


「久しぶり」でもなければ、いきなり何なんだ。相変わらずだな。


「なんだよ、いいものって。浩介とかおりのけんかか?」


「いや…恭哉。お前浩介に妹がいたの知ってたか?
 さっきまでいたんだよ」


俺の記憶にはない。浩介に妹がいたとは…


「いや。俺も知らねえ。浩介に似てチャラそうな感じなのか?」


「それがさ…本当にあいつの妹なのかってくらいかわいらしい子だったよ。」


浩介にになくて良かっただろうな…でもなんで浩介は妹がいることを隠しているんだ?

俺は気になって浩介を見つけ声をかけた
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