止まない雨はない
私は待ち合わせ場所のカフェで紅茶を飲みながら、道行く人を見ていた


たくさんの人が行きかうこの街で、恭哉さんと出会ったことが

本当に現実なのだろうかと疑いたくもなる…

携帯に目を向けると、メールが入っていた。

もしかして、移動中にかおりちゃんから入ってきていたのかな?


見てみると、それは昨日の事が現実の事だったと分かるものだった。

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