マーブル色の太陽


「みどり……あのな……いつか……いつか……絶対、全部……話すから……」

「いつ……か?」

「うん。いつか……そのうち」

「そのうち」

「うん。……ごめん」

「…………」


みどりは何も言わず、ただ、上を向いて、空を見ている。

僕は待つしかなかった。


「……うん! わかった! サトちゃんが話してくれるまで待つね!」

「うん……ごめん……」

「ねえ、最後に図書館寄って行っていい? ……最後だから」

「え? ……ああ、うん……いいよ」



最後。

その言葉が痛かった。

僕にはこれ以上、みどりの何かを裏切ることは出来ない。

大人しく図書館へ2人で向かった。
< 342 / 672 >

この作品をシェア

pagetop