マーブル色の太陽

合瀬の遺体は見つからなかった。

いや、誰かと誰かの死体の一部を寄せ集め、「これが合瀬君です」という検死報告で片付けられた。

だが、合瀬はきっと生きている。

そして、いつか僕の前に現れるだろう。

必ず。
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