マーブル色の太陽

いつしか手を繋いで帰る様になった。

週末も遊びにいったり、勉強したり、殆ど一緒にいる様な気がする。

僕らは軽い口づけを交わす間柄にもなった。

だが、その先には進んでいない。

僕も敢えて進むことはしない。

みどりは、「江口さんに悪い……」と言っている。
< 668 / 672 >

この作品をシェア

pagetop