ウシロスガタ 【完】
「いらっしゃいませ!!」
「いらっしゃいませっ!」


店の中に入ると俺には未知の世界が広がっていた。



女の子が並んで頭を下げてる前を通る俺はぎこちなさでいっぱいだった



先輩は慣れたようにスーツを来た男に案内され、


その後ろを歩いて、俺もまた先輩の後ろに並んで歩いた。




――里平 翔 24歳――



俺はこの日生まれて初めて


キャバクラの世界に足を踏み入れた。
< 7 / 409 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop