冷たい世界の温かい者達







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何分、何時間…そんな、微妙な時間に思えた。





まぁ、顔押し付けて泣いたんだから涙は由薇ちんの肩に全て吸収されていた。





タンクトップの肩の部分は濡れて、肩自体も濡れていた。





「ごめんね」



『気にするな』





ポンポン、と頭を撫でた由薇ちんの手は相変わらず温かい。





違う、由薇ちんの手は、平均にすれば冷たい。




でも、何故かわからないけどひどく安心できる温かさを持っている。






…………わかんない。





冷たい のに 温かい 。





「由薇ちん、戻ろう?」



『私は少しここに居る』






立ち上がって声をかけると、由薇ちんは僕を少しだけ見上げて言った。





ぼうっとしている様に見えるけど、何か読めない影が瞳には写っていた。





「…………そっか。



じゃぁ、先戻ってるね」






『あぁ』













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