冷たい世界の温かい者達
「ん? あぁ、
お前等が居ないうちに決まったぞ。
ここは、ホストクラブだ」
……死ぬ。
『女居るんだけど、女』
「男装するしかねぇだろー?」
カラカラと笑う秋谷を睨めつける由薇に、千尋が肩を叩いた。
「由薇、やめよう。
あの人に立ち向かうだけ無駄な気がする」
『……チッ』
「む、舌打ちしたな?」
『うるせークソ野郎』
由薇が散々毒を吐いて、秋谷は最後には教室の隅で蹲って落ち込んでいた。