冷たい世界の温かい者達
「由薇くんは何型~?」
『……O型です』
「ウソ~、私と同じ~」
……だからどうした。
そう言ってやりたかったが、流石に客という立場にいる奴等だ。
下手に手を出して何か言われるのも癪に障る。
少しずつ、女達が由薇に触れているのがムカついてきて、機嫌はどんどん下に落ちていった。
ーーーーー
13:00ぴったりに俺達のホストクラブは食いもんが完売して、店自体は終了となった。
はぁ……疲れた。
別に何もしてないけど。
肩をぽきぽきと鳴らしながら、奴等と待ち合わせた教室のすぐ横に出る。
「朔遅いっ!
由薇ちんがわたがし食べたがってるんだから!」
……だからどうした。(2回目)