冷たい世界の温かい者達






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「ホストクラブ、今日は頑張ったなー!



売り上げNo.1おめでとー!」






クラス委員なる者が、コップをぐっと上に掲げて、それに合わせて全員飲み始める。




打ち上げと言う名の学生の違法行為。




飲酒は20からなんて言うが、絶対に守ってる奴なんて居ねぇ。



そう思いながら、俺は烏龍茶を飲む。





ビールがほほで、チューハイも好きなのが無く……仕方なく烏龍茶を飲んでいる。




由薇は飲んでいない。





飲まないのかと勧めたら、何故か知らないがすごい眼力で睨まれた。






「由薇ちん飲んでるぅ~?!」




完璧に酔ってる衣緒が由薇に近寄り、由薇は眉をひそめて衣緒から顔を遠ざけた。




『衣緒…酒くさい』



「え~そぉお? ふつーだよ、ふー、つー、う!」





あぁ、果てしなく鬱陶しい。



何だこの酔い方。 むかつく。




成一は静かにチューハイ飲んでるし、千尋と影助もちらほら話しながら飲んでる。




こいつは何でこんなに泥酔してんだよ。




呆れて溜息を吐くと同時に、衣緒はチューハイの缶を開けてこっちに向けてきた。






「今日は飲もぉおー!



ほら、由薇ちんーーーもっ!」





ガッ、






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