復讐ストーカーゲーム1
 女性に相談されるということに慣れていない俺は、なんと言えば良いのか、すぐには思いつかなかった。


「親友を問い詰めた。どういうつもりなのって。謝るどころか開き直られちゃった……私も彼のことが好きだって。

彼女の鷹のような眼に、ああ、彼は捕まってしまったと確信したの」


「鷹ですか……」


気を落ち着けるようにワインを飲んだが、味さえもだんだんと分らなくなってきた。


「そう彼は獲物。優越感に浸れるたまらない獲物。

携帯を見てしまった罪悪感もあったけど、このまま……

この気持ちのまま付き合ってはいけないと思った私は、彼に訊ねた。私のこと愛しているのって」
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