復讐ストーカーゲーム1
「でもそれは……やっぱりしてはイケナイ事だったの。手に取るのも地獄、見るのも地獄。

より深い嫉妬という無間地獄に陥っただけだった。まさか、私の親友と浮気をしていたなんて――」


「……そ、それは間違いないのですか?」


気の利いた言葉も思い浮かばず、それでもなにか声を掛けてあげないと駄目な気がして、ありふれた言葉を発してしまった。


「勿論。目を疑ったけど、親友の名前と愛を囁きあう文章……

私は涙が枯れるほど泣き崩れ、朽ち果てた時には、恨み、妬みしかなかった。

思い出したの――付き合い初めの頃。なにも考えず、幸せな気分だけで、友人に彼を紹介したこと。馬鹿だと自分を罵った。今更、気づくなんて――」
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