復讐ストーカーゲーム1
「お嬢ちゃんたち。言い掛かりは止めとくれ! 正真正銘、可愛いぬいぐるみだ!」


ねじり鉢巻の店主は、少しだけ怪訝そうに双子を見返した。この場の気迫に、他に射的で遊ぼうとする者はいなかった。


「そうだ、おじさん。もっと言ってやれ! 子供は甘やかすと、つけあがる!」


「なによ、金太郎! 私達は子供じゃないわ! でーぶ、でーぶ!」


――くっ。ぬいぐるみが欲しいなんて子供じゃないか! 悪ガキめ!


やがてぬいぐるみを、お互い後一歩のところまで追い詰めた。緊張の糸が広がる。


「あと一発くらいよ! 霰!」


「兄貴! そのまま、ぬいぐるみを狙ってくれ!」
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