復讐ストーカーゲーム1
 察するよ。俺だって久しぶりの再会に、笑みを作りたかった。だが今は疑心暗鬼で一杯だ。


もしかしたら、人の来ない小さな公園で殺られるかもしれないんだからな。


「……久しぶり。最後に聞きたいことが沢山あってさ――」


「最後だなんて言わないでよ! さぁ、公園はこっちよ。行きましょう。無精ひげなんて生やしちゃって……随分やつれたのね」


「……寝ていないんだ」


俺の手を掴み、案内する張飛の手は本当に暖かかった。


チャットルームで初めて話した時、こいつは馬鹿だと思っていたけれど、真実の姿は賢い奴なのかも知れない。


ちょっとした仕草に、また騙されそうになる。


氷が解けそうな心に、また歯止めをかけた。
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