幸せの掴み方
『いつか、捨てられる』・・・・そういつも、心の中の奥底で、不安を
感じ、それゆえに、自分の感情を、圭祐には出せなかった。

でも、湊は違う・・・・・湊は、いつも柚葉の心に沁みるような言葉を
掛けてくれている・・・・・それは今も昔も変わらない・・・

柚葉は、

「湊・・・・こんな子持ちの私で、良いの?」

「もちろん、柚葉が良いんだよ・・・菜々美も真之介も、俺にとっては
 可愛い子供だ・・・・
 菜々美には、父親が二人になるけどな!?」

「湊・・・・・好きよ・・・・」

柚葉は、湊にそう答えると、湊は、今までにない程の笑顔になって

「柚・・・・・だから、写真・・・撮ろう!?」

「湊・・・・まだあきらめてなかったの?」

「もちろん・・・・だって、柚、お前は、綺麗だよ・・・・」

裸のままで、お互いが向き合いながら、湊は柚葉にそう言うと、

「分かったわ・・・・・でも、湊だけよ!! 誰も入れないでね!!」

「分かっているよ。約束する・・・・俺の宝物にしたいんだ・・・・」

湊に説得させられて、柚葉は、マタニティーヌードを撮ることにした。
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