幸せの掴み方
私は、その日を境に、自分のチャレンジするやり方を少し変えた。

もちろん最終的には、パリコレに出ることだが、今は、まずは経験を積み
自分の今の魅力を最大限に出せるように努力することにした。

そんな私の変化は、それだけではなく、修也との関係も変わった。

あの日から修也とは、良き友人!? と言うよりは、私は、密かに修也自身を
もう一度見直すようになり、今では・・・・・・『修也に恋してる!?』

私は、自分の見分を広げる為に、今まで趣味では写真を撮っていたが、
時々お父さんについて、『ワールド・チュードレン』の活動に、
ボランティアで参加するようになった。

今までは、学業と仕事があったため、そのことを中心にやって来たが、
フランスに来て、早、3年目・・・だいぶ学業と仕事のバランスが取れるように
なったことも幸いして、お父さんにお願いして、私が参加できるような時は
参加させてもらうことにしたのだ。

正直、『ワールド・チュードレン』の活動は、私にとって、結構心が折れそうな
事が多いが、お父さんからは、

「菜々美が出来る事をすればいいんだよ!」と言われ、落ち込んでいる私を
いつも修也は、私の隣で優しく接してくれるようになっていた。

私より先に、『ワールド・チュードレン』の活動に参加している修也も、
やはり初めの頃は、途上国の子供達の現状を目の当たりにして随分、ショック
を受けたらしい・・・・

でも、やはりその時、お父さんに、同じことを言われ、それからは、自分に
出来る事をしていこうと決意したと教えてくれた。

そんな修也との関係が、今までみたいな犬猿の仲ではなく、良き友人に
変化するまでそう時間はかからなかった。

そんな私達の変化に、お父さん達は、温かい眼差しで今は、
見守ってくれている。

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