〜Final Answer〜
亮太の優しさが嬉しくて…


私は、亮太の優しさに甘えてしまった。



『さっきね…翼にTELしたの…。』


『うん…。』

亮太は優しく相槌を打つ。


そんな亮太にホッとしながらさっきのことを話した。



『半月ぶりに声聞いたのに…忙しいからって冷たく切られちゃった…。』

亮太に話したら…

翼の冷たい声を思い出して…



さっきの出来事が現実なんだ…


って…改めて思った。



悲しかった…。だけど…



『大丈夫か?』


亮太の私を心配する声が…


私を悲しみから救ってくれた。



溢れ出る涙を…私は止めることができなかった。






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