スイートペットライフ
「おお、大倉さん!ベッドがあの!」
「オミ君!!!」
しかめっ面て訂正させられる。焦りすぎていつもは気をつけている呼び方さえも間違える。
「あの、オミ君ベッドが並んでいますけど……」
「ん?大きいベッド一つが本当はいいんだけど、ツインしかないんだって。今日こそミィを抱きしめて眠れると思ったのに、残念……」
心底残念そうなところ申し訳ないが、それは絶対あり得ないから。
これ以上言うと、「ベッドくっつけちゃう?」とか「狭いベッドで密着するのもありかも」とか言い出しかねない。ううう……。ここは譲らないとだめか。
気を取り直して、お部屋探索を始めが、さらなる衝撃が私を襲う。
ベッドばかりを気にして、これに気が付かないとは……。
近くに来て確認するけど間違いない。
ろ・て・ん・ぶ・ろ
確かに女将さんが言っていた。
はい、これ間違いなく「一緒に入ろうよ~」「嫌です!」で一時間はかかるコースだ。
すぐに脳内で対策会議を始める。
溜息を一つついて、振り返るとすぐそこに大倉さんが立っていた。
「良い眺めの露天風呂でしょ」
「ヒッ!」
まだ脳内会議終了してないのに、すでに戦いが始まったー!
「さぁ、一緒に入るよ!」
「いや、まだ女将さんが入れてくれたお茶も飲んでないし……」
「飲んだよ~ミィの分も飲んであげた」
ニコニコの大倉さん。
「私ちょっと疲れたから休憩してから後で……」
「疲れたの!?それは大変!早くお風呂でリラックスしないと」
そう言いながら、私の服を脱がしにかかる。
「ちょーーーと待ったーー!」
あまりの私の抵抗に目を細めて抗議する大倉さん。
「分かりました!分かったからそんな顔しないでください!!!」
私は観念して、心を決めた。
「オミ君!!!」
しかめっ面て訂正させられる。焦りすぎていつもは気をつけている呼び方さえも間違える。
「あの、オミ君ベッドが並んでいますけど……」
「ん?大きいベッド一つが本当はいいんだけど、ツインしかないんだって。今日こそミィを抱きしめて眠れると思ったのに、残念……」
心底残念そうなところ申し訳ないが、それは絶対あり得ないから。
これ以上言うと、「ベッドくっつけちゃう?」とか「狭いベッドで密着するのもありかも」とか言い出しかねない。ううう……。ここは譲らないとだめか。
気を取り直して、お部屋探索を始めが、さらなる衝撃が私を襲う。
ベッドばかりを気にして、これに気が付かないとは……。
近くに来て確認するけど間違いない。
ろ・て・ん・ぶ・ろ
確かに女将さんが言っていた。
はい、これ間違いなく「一緒に入ろうよ~」「嫌です!」で一時間はかかるコースだ。
すぐに脳内で対策会議を始める。
溜息を一つついて、振り返るとすぐそこに大倉さんが立っていた。
「良い眺めの露天風呂でしょ」
「ヒッ!」
まだ脳内会議終了してないのに、すでに戦いが始まったー!
「さぁ、一緒に入るよ!」
「いや、まだ女将さんが入れてくれたお茶も飲んでないし……」
「飲んだよ~ミィの分も飲んであげた」
ニコニコの大倉さん。
「私ちょっと疲れたから休憩してから後で……」
「疲れたの!?それは大変!早くお風呂でリラックスしないと」
そう言いながら、私の服を脱がしにかかる。
「ちょーーーと待ったーー!」
あまりの私の抵抗に目を細めて抗議する大倉さん。
「分かりました!分かったからそんな顔しないでください!!!」
私は観念して、心を決めた。