最愛~あなただけが~
「おい。
 目ぇ瞑ってそういうセリフを言うなよ。
 そそられて発情する。」

「!!」

 私は、目を開けると慌てて鷹野さんから手を離した。

「うっそ。冗談。
 まぁでも、都築さんの同意が得られれば話は別だけど?」

 鷹野さんの私を見つめる瞳は、明らかに私を挑発している。


「・・・鷹野さん、硬派そうなのに実はエッチなんですね。」

「これでも、理性総動員して我慢大会してる。」

 鷹野さんのその言葉が可笑しくて、私はふき出した。

「笑ってるけど、都築さんの方こそ知的美人なフリしてエロい声出すじゃん。」

「エ・・・エロい声って、どんな声ですかっ!!」

「それ、誘ってる?」

「誘ってませんっ!!」

 頬を膨らませて、私は上目遣いに鷹野さんを睨む。

< 234 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop