誠につもる白雪かな
カキンッ‼



カンッ‼



凛「すみませんっ総司...迷惑を掛けて‼」


総「本当にっ‼言い訳はあとで聞きますからっ‼」



その時背後から叫び声が聞こえた。


中「あ"ぁっ!」


武「中岡‼‼」


中「すみ...ません...武市さん...っ...才谷さんに...っ...すまないとっ...」


武「中岡ぁぁっ‼」



そのまま中岡は息を引き取った。



武「っ...くそっ...」



土「斎藤‼平助‼助太刀しろ‼」



斎「藤堂は副長の方へいけ‼俺は岡田の方へ行く‼」



平「おぅ‼」



三人に囲まれた武市と岡田は斬り込めなかった。



岡「先生‼」


武「以蔵っ...」



武市が悔しそうに顔を歪めたとき凛が膝をついた。


凛「ゲホゲホッ‼っ...ケホッ...っ...‼」


総「凛‼‼‼」


土「凛どうした‼‼‼」


山「凛さん‼‼」


斎「おい‼」


事情を知っている山南と斎藤は焦って目を向ける。


凛に気を取られているとから呻き声がした。



武「ぅっ...!!」


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