あの夏、私は「恋」を知 り ま し た 。
Prologue・*.。:*
刻々と刻む時間の中────…
季節はだんだんと移りゆく。



見渡せばいつのまにか…

辺りには陽炎があり暑く燃え盛るようにあたし達を照らす太陽。


ふと夏の香りが風に乗っては頬をくすぐる。



今年もまた夏がやって来たのだ────。


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