【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
私は龍平の後ろに行き、後ろから抱きしめた。


「龍平…大丈夫。私が…美亜ちゃんの…死を無駄にはしない。

必ず私の手で…報いを受けさせる。

龍平?美亜ちゃんは龍平のこと…自慢のお兄ちゃんだって。

いつも口癖の様に言ってたよ?

何かあったら龍平も、瑠樹たちも私を助けてくれる…自慢のお兄ちゃんたちだって。

ね?だからそんな風に…言わないでよ。」


龍平は私の回してる腕をぎゅっと握りしめた。

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