【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
詮索
文化祭もいつの間にか終わってしまい、初めて私が二人に会ったあの日から毎日の様に咲歩さんと麻耶さんが狼王の倉庫にくる様になった。
私はあの日の次の日、蓮にしつこく黒龍に何しに行ったのか聞かれたが一言も口を開かなかった。
何も言わない私に蓮は諦めたが、私を離さなくなった。
倉庫に居れば、必ず自分の隣に私を置き肩を抱いて近くにいた。
私もそれには抵抗しなかった。
寧ろ好都合だって思った。
これを見てる二人が黙ってないと思ったから。
案の定、私は帰り際に二人に呼び出されては近づくな、さっさと消えろなど言われた。
私はあの日の次の日、蓮にしつこく黒龍に何しに行ったのか聞かれたが一言も口を開かなかった。
何も言わない私に蓮は諦めたが、私を離さなくなった。
倉庫に居れば、必ず自分の隣に私を置き肩を抱いて近くにいた。
私もそれには抵抗しなかった。
寧ろ好都合だって思った。
これを見てる二人が黙ってないと思ったから。
案の定、私は帰り際に二人に呼び出されては近づくな、さっさと消えろなど言われた。