【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
私も断りはせず、二人で倉庫から出た。


「ねぇ、二人で部屋でなにしてたの?」


立ち止まった咲歩さんが、笑いながら聞いてきた。


「何って…?

あなたが考えている様なことよ?

蓮、すっごく優しかったなぁ♪」


と微笑み返した。


「っ……許さない!許さない許さない許さない‼

あなたは…美亜乃以上に…してあげる。」


咲歩さんはそう言うと倉庫の中へ戻って行った。


明日には…必ず何かある。


絶対…私が…片付けてやる。

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