【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~

復讐

今日は、文化祭の振替で学校が休み。


ていうか私何時まで寝てんだ…


時計を見るともう昼近くだった。


倉庫には行かない。昨日、葉佑に言っといた。


すると、


〜〜♪


携帯の着信音が鳴った。見て見ると"龍平"と表示されていた。


「もしもし?」

『みぃ?良かった無事か?』

「うんっ大丈夫だよ〜!何かあったの?」

『いや。ただ最近、連絡なくなったから何かあったんじゃねぇかと思って。

手出すな言われてるけど、さすがにお前になにかあってからじゃ遅いだろ?

何もないなら良いんだ。…本当に大丈夫か?』

「あははっ…大丈夫だってば!心配性だなぁ龍平は!

もう少しで終わるから…私に任せて?

心配いらないよ‼何かあったらすぐ電話するから!ね!」

『そうか…絶対だぞ?

お前を失いたくねぇ。信じてるから。』

「ありがとう。それじゃまたね?

バイバイ。』


そう言って龍平の電話を切った。


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