その恋の行方は…【完】
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恋する想いは揺れて 愛ゆえの願いはめぐる
大学を卒業した。
第一希望ではなかったけど……
それでも就職できた。
住み慣れた土地に後ろ髪をひかれながら……
新しい土地で初めての独り暮らしと仕事。
不安と緊張の連続。
慣れないけど……
なれないけど頑張っていた。
毎日職場と家の往復だけで精一杯。
一生懸命にひたむきに暮らしていた穏やかな日々に、
強引に割り込む男(ひと)。
その出会いは私を……
複数の他サイトにて同タイトルで連載中
表紙 ムツコトハさま https://twitter.com/mutsukotoha2
ベリカにて2023.5. 27. から公開
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忘れられない貴男(ひと)がいる 諦めきれない貴女(ひと)を待ち続けた
穂香(ほのか) × 大希(たいき)
毎年彼がくれるミモザの花。
胸が切なくなる春が来たと思う。
花言葉は「友情」
最初の何年かは
「友情が続くように…」
と贈ってくれた。
でもある年、その花に込められた本当の思いを知る。
「あいつが忘れられなくていい。あいつへの思いを無理矢理失くさなくていい。
それでいいから、ずっと俺のそばにいてほしい。
俺は君を置いてどこにも行かないから…」
ミモザの花を渡し、手を握って全身を震わせながら
私に言った彼の精一杯の思い。
ミモザの花言葉は、友情
「秘密の愛、真実の愛、秘めた恋」
でも私は、その時にはその深い想いに応えることができなかった。
それでも彼は、その後もそばで私を見守り、寄り添い続けてくれた。
2年後私たちは結婚。
不妊治療の後、やっと授かった命が瑞希だった。
2014.3.29~2014.8.13 完結 りょう
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バツイチ アラサー 誠実で奥手な30歳
相良ひな × 佐々木 瑞希
私にとっての何よりも大切で、守るべきは娘と自分。
でも2年前、女としての私が再び目覚めてしまってから、
私は以前のようにそう言い切れる自信がない。
花の盛りを超えたと言われる年頃の私にとって
男はうまく距離を取って利用するものだった。
若いころ35歳なんておばさんと思っていたのに。
私は盛りをまだ超えてはいなかった。
そして、時に今が盛りではないかと思うほどの渇望感に苛まれることがあった。
女として甦らせてくれた人との別離の予告が、
なんとかバランスを保っていた私たちの、
私の生活に微妙な変化をもたらす。
私は生き延びることができるのだろうか?
人として…
母として…
女として…
2012.6.9~6・19 他サイトにて完結
2013.7.21~2013.11.1 ベリカにて完結
本棚に入れていただけると嬉しいです。
2014.7.8.「恋の賞味期限 愛の消費期限」が編集部オススメ作品に
選ばれました。嬉しいです。ありがとうございます。
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