笑ってくれますように
瀬越は、既に半分以上食べていた。
「莉乃、お前そんなに食べてぇのかよ。食い意地張ってんな。てか、メロンパンって太るんだぜ。」
「瀬越のバカっ!大っ嫌いっ!」
私はそう言って、教室を走って出た。
確かに食い意地張ってるけど、食べたかったんだもん。
一ヶ月に一回、手に入るか入らないかのプレミアムメロンパンの為に、ダイエットだってしてる。
子どもみたいでもいいもん。
プレミアムメロンパンが大好きなんだよーーっ!
「莉乃っ!」
やみくもに走っていたら、腕を掴まれた。
「ごめん。」