ヘビロテ躁鬱女
 目を大きく開け、衣舞は相当驚いてるようだ。


「二股? あの真面目な新庄さんが? 凄く意外」


「私だって超驚いたんだからね! 浮気とか嫌いだから、あり得ないし!!!!」


「ふふふっ。まぁ、あれじゃない? 彼氏を作らないから心配したんでしょ」


なんで新庄さんが私の心配を? 余計なお世話だっつーの。


「そんなカリカリしないの。大丈夫。狂子は彼氏がちゃんと出来るよ。また予知夢を見たの……相手は新庄さんじゃないわ」


「また見たの? 誰? 教えて!!!!」


衣舞の片手を胸の辺りで握り締めた。少しだけ焦りを感じていたぶん、余計に前のめりになった。


「ちょっと、ちょっと落ち着いて狂子」


「そんな一大事、落ち着いていられないわよ!!!! 私の知っている人?」
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