ヘビロテ躁鬱女
「お前さぁー。そういうのが可愛くないって言ってんの。分かる? ほら、傷見せて」


絆創膏の包装紙の紙をビリビリと破き、レジへと近づく。


仕事上、腕の傷を隠したままではいられなかった。そっと手の平を離し、傷口を見ると結構深く開いていた。


「いたっ!」


愛子の奴! マジでムカツク。次の面接で店長に色々と聞くからね!!!!


「なんだよ! やべーじゃん。早く血を止めないと!」


横溝は絆創膏を傷口に貼り、その上からずっと手の平で押さえていた。生暖かい体温が伝わる。


「大丈夫だから、もう気にしないで下さい」


「ん、そうか? でもこの方が早く血が固まって、止まると思うし……」
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