ヘビロテ躁鬱女
「もう終電はないし、外も暗い。家でゆっくり話そうぜ?」


自転車のタイヤがコンクリートの上を滑り、ズルズルズルと音を響かせる。


鉄平、本当に和歌子と付き合うのかな……。


付き合うんだよね……。


頬の痛みが悲しくも、涙を塞き止めた。
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