ヘビロテ躁鬱女
 アッサリと即答える小雪に、衣舞は驚いた。


「知っている人ですか? 誰?」


小雪は天井に何やら思い描き、私に視線を戻した。


「狂子と取引しようかなぁー! ……店長のこと。なにか知っているんでしょ?」


「ええ! 私?」


疑う眼つきで覗き込む小雪に、私はいささか、身を引いた。
< 242 / 417 >

この作品をシェア

pagetop